ラディッシュは赤くて丸い形が可愛らしい野菜。
種をまいてから収穫までの期間が短くて早く収穫できるのが嬉しいですね。
牛乳パックやペットボトルで栽培する方法、実が割れるなどのトラブルの原因について調べたことをまとめました。
ラディッシュを牛乳パックやペットボトルで栽培する方法
牛乳パック・ペットボトルは横にしても縦にしても使えます。
横型:横に置いて側面を適当な大きさに切り抜く。排水用の穴をあける。
縦型:真ん中あたりを切る。口を下に向けて底の部分にセットする。
用土は野菜用培養土を使います。
栽培期間が30日程度と短いため、追肥を与えなくても大丈夫です。
種まき
適期は春(3~5月)と秋(9~10月)。
種は均一にばらまき、その上に薄く土をかけます。
芽が出るまでは乾燥させないように水を与えます。
流れないように霧吹きを使うのもよいでしょう。
3~4日ほどで発芽。日当たりのよい窓辺などに移動させます。
水やり
土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。
容器が小さいので土が乾いていないかどうかをこまめに確認。
適度な水分が保たれるよう注意しましょう。
間引き
全部育てようとすると、すべての生育が悪くなります。
本葉が込み合ってきたら生育のよいものを残して3~4cmに1株になるように間引きます。
間引き後は、根元に軽く土寄せして、倒れないようにしておきます。
間引いた葉はサラダなどにして食べることができます。
収穫
本葉が5~6枚になり、土から根の姿が見えはじめた頃が収穫の目安です。
収穫が遅れると「ス」が入っておいしくありません。
ラディッシュ栽培のトラブル
実が割れる
収穫の遅れが主な原因。取り遅れると中に「ス」が入ることもあります。
2cmくらいになったら忘れずに収穫しましょう。
大きくならない
間引きが足りないことが原因。間隔が狭いと大きく育ちません。
根が土の表面に出てしまい栄養不足になることもあります。
根に土をかぶせる「増し土」をしましょう。
さいごに
ラディッシュは庭で栽培したことがありますが、実が割れたり大きくならないといったトラブルが…。
初心者向けといわれる野菜の栽培で失敗すると凹みます。
そこで今回は手軽にできる牛乳パックやペットボトルで栽培する方法とトラブルの原因について調べたことを書きました。
ラディッシュは丸い形をしているのでカブの仲間だと思っていました。
実は、地中海沿岸が原産とされる西洋品種の大根の一種なのだとか。
そういえばハツカダイコン(二十日大根)の別名もありましたね。
赤い丸い品種が一般的ですが、白い品種や細長い品種もあるそうです。
いろいろな品種を栽培してみたいと思っています。