福寿草・たんぽぽ・菜の花など春は黄色の花が多いと思ったことはありませんか?
実は、昆虫に気づいてもらうために黄色の花を咲かせるのだそうですよ。
今回は春に咲く花に黄色が多い理由について調べたことをまとめてみました。
春に咲く花に黄色が多い理由
いろいろなサイトをみた結果
「春に咲く花の色に黄色が多いのは花粉を運んでくれる昆虫に気づいてもらうため」
という説が有力のようです。
そもそも、自然界の植物はどうして美しい花を咲かせるのでしょうか。
もちろん、人に楽しんでもらうためではありません。
昆虫に花粉を運んでもらい受粉するためです。
そのためには、何よりも昆虫に来てもらう必要がありますよね。
黄色は春にいち早く活動を始めるアブの仲間が最も敏感に反応する色なのだそうです。
なので目立つ黄色い花で惹きつけ受粉をしてもらおうというわけです。
参考サイト
jspp.org
春先にはなぜ黄色の花が多いの?
春に咲く黄色の花一覧(樹木と草花)
【春に黄色の花を咲かせる樹木】
・ロウバイ
・マンサク
・オウバイ
・ミモザ
・レンギョウ
・ヤマブキ
【春に黄色の花を咲かせる草花】
・福寿草
・クロッカス
・たんぽぽ
・菜の花
・水仙
・チューリップ
・フリージア
さいごに
雪国に住んでいると春の先駆けとなる花たちが咲き始めると、ようやく冬が終わったのだと実感して嬉しさもひとしおですね。
個人的にはサンシュユの花がお気に入りなのですが…。
ふと、周りを見回すと咲いているのは黄色の花ばかりという気がして不思議に思っていました。
そこで、今回、その理由について調べたことをまとめてみたというわけです。
なぜ花を咲かせるのか?なぜ黄色なのか?
当たり前と思っていることでも改めて理由を聞かれると分からないことって本当に多いものですね。
はっきりした理由は分かっていないようですが
「受粉をして種を作るために昆虫を利用する」
「昆虫に来てもらうために目立つ花色にする」
といわれると、そうにちがいないと納得してしまいます。
ところで、洋の東西を問わず黄色は「春の色」みたいですね。
黄色は春の祝祭イースター(復活祭)のテーマカラーだそうです。
イースターになると街中に黄色の飾り付けがあふれるという話も聞きました。
春は季節の変わり目で体調を崩しがちですが、黄色の花から元気をもらって快適に過ごせたらいいですね。