スイートピーは甘い香りとカラフルな花色、蝶のような花の形が可愛らしい植物です。
特徴と品種、種まき時期や手入れのコツなどスイートピーの育て方を紹介します。
スイートピーの特徴
スイートピーはイタリアが原産地、マメ科のつる性植物です。
甘い香りがするため「甘い(sweet)豆(pea)」という名がつきました。
花束やアレンジメント、ブーケなどに使われることが多いです。
一年草と宿根草タイプがあります。
主な品種
「ロイヤル」シリーズ
花径4cmほどの巨大輪が咲く。高性品種。
「キューピッド」シリーズ
つるがあまり伸びない。矮性品種。
「リップル」シリーズ
覆輪に吹きかけ模様が花弁に入る。花色が多彩。
宿根スイートピー
開花期は6月から8月。花は早くしおれるが次々と咲く。
スイートピーの育て方
日当たりと風通しが良いところを好みます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなりツボミがついても落ちてしまうことがあります。
種まき
一年草タイプは10~11月に種まきをします。
寒冷地では3月~5月初旬が適期です。
酸性土壌を嫌うので地植えの場合は消石灰を混ぜ合わしておきましょう。
硬実種子(こうじつしゅし)といって種の表面が非常に硬いという特徴があります。
芽が出やすくするために水に一晩つけてからまくのがポイントです。
スイートピーは植え替えを嫌う植物で移植時に根を傷めると花が咲きません。
花を咲かせたい場所に、直接、種をまくのがポイントです。
まく場所が空いていない場合はポットにまいて育苗します。
発芽しないこともあるので1ヶ所に2~3粒まとめてまきます。
発芽したらよいのを選んで1本だけ残しましょう。
支柱の立て方
草丈が高くなる品種はそのままにしておくと倒れてしまいます。
支柱をたてて、まきヒゲがからみつくようにします。
矮性種なら支柱なしでも花壇や鉢植えで気軽に楽しめます。
摘芯
草丈が20cmくらいに伸びたら5から6節を目安に上の部分を摘み取ります。
すると、わき芽が伸びてきて枝数が増えます。
花がら摘み
花が咲き終わったら摘み取るようにしましょう。
そのままにしておくと、栄養がとられてしまいます。
肥料
基本的に肥料は少なくて大丈夫です。
スイートピーの栽培記録
庭に種をまいてみましたが、一向に芽が出る気配がありません…。
種まきしたことを忘れてしまったころに、ようやく3つ芽がでました。
タネは10個以上あったので発芽率は低いといえるのではないでしょうか。
でも、まいた時期が発芽に適した気温ではなかったのかもしれないと、後になって気が付きました。
私のような初心者はポット苗を購入して育てたほうが失敗する可能性が低そうです。
その後の生育状況についてはコチラの記事で書きました。
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