元気に花を咲かせているシクラメンの葉が黄色くなると何が原因なのだろうと心配になりますよね。
葉が黄色くなる原因と対策について調べたことをまとめました。
シクラメンの葉が黄色くなる原因と対策
【考えられる原因】
・日光不足
・水や肥料の過不足
・室温が高すぎる、低すぎる
・環境の変化によるストレス
日光不足
日当たりが悪い場所で育てていると葉が黄色く変色することがあります。
できるだけ日光が当たる場所に置くようにしましょう。
また、葉の数が多くて込み合っていると、葉と葉が重なって日光が当たらなかったり下葉まで日光が届かないことがあります。
このような場合にも葉が黄色くなってしまいます。
重なっている葉を軽く引っ張ってずらし、できるだけ重ならないようにしておきましょう。
水の過不足
水切れを起こし土がカラカラに乾燥してしまうと葉が黄色くなります。
逆に、水を与え過ぎると根が弱り、株全体が弱るため葉が黄色くなることがあります。
肥料の過不足
肥料が不足すると葉が黄色くなることがあります。
ただし、買ったばかりのシクラメンの鉢植えに、すぐに肥料を与える必要はありません。
理由は、販売されているものは固形肥料が与えられていたり肥料成分が配合された土に植えられているから。
しかし、花を咲かせ続けるには栄養が必要です。
1ヶ月~2ヶ月後には肥料が切れてくるので追肥が必要となってきます。
1週間に1回程度、薄めた液体肥料を様子を見ながら与えてみましょう。
逆に肥料の与え過ぎにも注意が必要です。
「肥料焼け」といって肥料成分が多すぎると根に負担がかかり成長に悪影響を及ぼすことがあります。
気温(室温)が高すぎる
冬場は暖房を入れるので室内の温度は20℃以上になりますがシクラメンの生育適温は10~20℃。
人間にとって快適な温度でもシクラメンにとっては温度が高すぎます。
そのため、株全体がグッタリして葉が黄色くなってしまうことがあります。
20℃以下の場所に置くようにしましょう。
暖房の効いた部屋に飾るより玄関など寒い場所で管理したほうが上手く栽培できます。
気温(室温)が低すぎる
寒すぎても葉が傷んで黄色になることがあります。
5℃以下の場所では花が枯れて倒れてしまったり球根が枯死することもあります。
夜間の窓辺は冷え込みが厳しく気温が5℃以下になってしまう場合もあるので注意しましょう。
環境の変化によるストレス
買ってきたばかりなのに葉が黄色くなってくることがあります。
これは、園芸店から家庭というように環境が変化することで起こるストレスのようなもの。
新しい環境に適応するために葉を落とすこともありますが生理現象なので心配ありません。
少しずつ慣れてくるので黄色になった葉を取り除き様子をみましょう。
5月以降に葉が黄色になる
花の時期が終わりを迎える5月以降に、葉が減ったり、黄色になります。
シクラメンは気温が高くなると休眠しようとします。
そのための自然な反応なので問題ありません。
シクラメンの黄色になった葉は復活する?
一度黄色くなった葉は、もとには戻りません。
不要なものとして枯れていきます。
いつまでも黄色い葉や枯れてしまった葉を残しておくと病気の原因となってしまいます。
茎の根元を持ち、軽くねじって真っ直ぐ引っ張っぱり、取り除きましょう。
さいごに
自宅で育てているシクラメンの葉が夏越し後に黄色になってしまいました。
そこで、考えられる原因と対策について調べてみたというわけです。
暖房が効いて人が快適と感じる室温がシクラメンにとっては暑すぎると知ってビックリ。
かといって、寒すぎる場所では枯れてしまう…。
暑くてもダメ!寒すぎてもダメ!
正直言って、意外と管理が面倒と思ってしまいました。
冬の間、どこに置こうか迷っていたのですが。
長く花を楽しもうと思ったら玄関が一番適しているのかもしれません。
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