アロエの特徴と育て方!植え替え・株分け時期と方法は?

アロエ

アロエは、美容・健康効果があるので食品や化粧品に利用されることが多い多肉植物です。

今回は、アロエの特徴と植え替え・株分けの方法など育て方ポイントを紹介します。

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アロエの種類と特徴

アロエ

アロエはユリ科アロエ属の多肉植物です。

アロエの仲間は300種類以上。

手のひらにのるような小さなものから10mに達するほど大きなものまで大きさは様々。斑入りの品種もあります。

代表的な種類

ホームセンターや園芸店などで見かける代表的なアロエには、キダチアロエ・アロエベラなどがあります。

◆キダチアロエ
キダチアロエ

木立ちのように茎が伸び冬に赤橙色の穂状の花をつけます。

最も普及しているアロエといえますね。

観賞用として栽培されるだけでなく葉汁を火傷や虫さされの外用薬がわりに使われることもあります。

苦味のある葉は生食したり飲むなどの健康食品として利用されています。

色々な要素で利用されるため「医者いらず」とも言われています。

◆アロエベラ
アロエベラ

キダチアロエに比べて肉厚で葉は大きくなると70~80cm位になります。

ビタミン、アミノ酸、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

そのため健康や美容に効果が期待でき食品に使われています。

アロエの育て方

アロエの花

丈夫で乾燥にも強く、それほど手をかけなくても育ちます。

水やりを頻繁にする必要もないので初心者でも育てやすい植物といえるでしょう。

春から秋までは日向で冬は室内で育てます。

霜に当てなければ戸外でも越冬できます。

ただし、気温が0℃を下回るような場合は室内に取り込んだほうがよいです。

また、長く室内に置いていたものを急に夏の強い日差しに当てると葉焼けするので注意しましょう。

水やりは、生育期の4~9月は土の表面が乾いてから2、3日してから与え、乾燥気味に管理します。

秋からは徐々に水を与える間隔を空けて、冬はやや乾燥気味にします。

水の与え過ぎは根腐れをおこしやすくするので注意します。

肥料は、春と秋に固形肥料を与えます。

病害虫としてカイガラムシが発生することがあります。

葉に白い虫がついていたら、歯ブラシでこすり落とすか専用の薬剤で駆除します。

アロエの植え替え・株分け時期と方法

アロエ

用土が古くなり、株の生育が鈍くなったら植え替えを行います。

植え替え適期は4~6月ですが生育期間中はいつでも可能です。

2年に1回くらいの目安で行ないます。

株をあまり大きくしたくない場合には小さめの鉢か、少なめの用土に植えましょう。

子株がたくさん出ている場合は植え替える時に株分けも一緒に行います。

最後に

アロエの葉

アロエは、昔から民間療法として使われてきました。

お年寄りと一緒に暮らしている方なら、火傷や切り傷にアロエを塗ってもらったという経験があるかもしれませんね。

大人になってからは観賞用として育てるよりアロエヨーグルトなど食べる方でお世話になることも多い植物ともいえます。

アロエは育てやすく活用方法も多いのがうれしいですね。

我が家でも育ててみようかと考えています。

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