金魚草(キンギョソウ)の育て方!種まきや切り戻しの時期と方法は?

金魚草

金魚草(キンギョソウ)は金魚のようにみえる形の花が可愛らしい植物です。

種まきや切り戻しの時期と方法など育て方のポイントを紹介します。

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金魚草(キンギョソウ)の特徴

金魚草

金魚草は地中海沿岸が原産地、ゴマノハグサ科の植物です。
(オオバコ科に分類されることもあります)

多年草ですが高温多湿の蒸れに弱いので1年草扱いにすることが多いです。

名前は花の形が金魚に似ていることから付けられました。

英名では竜に見立ててスナップドラゴンと呼ばれます。

草丈は1m以上になるものから小型のものまで。

花色も豊富で、赤や黄色・白・紫など多彩です。

開花期は5~6月と10月ころですが年間を通して花が楽しめる四季咲き性のものも多くなりました。

丈夫で育てやすいこと、長い間楽しめること、冬の寒さに強いことなどから初心者にもオススメの植物です。

品種

高性種、中高性種、矮性種などがあります。
用途に応じて品種を選ぶとよいでしょう。

メリーランド系など草丈が高くなる高性種は切り花用に。
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フローラルシャワーなど矮性種は寄せ植えや花壇の前方に向いています。
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金魚草(キンギョソウ)の育て方

苗の植え付けは3~4月又は、9~10月頃が適期です。

霜が降りる前に植えつけましょう。

用土は市販の培養土を使うと簡単です。

日当りと水はけの良い場所で管理しましょう。

秋から冬にかけて日照時間が短い時期でも1日3~4時間は日が当たるようにしましょう。

開花期間中は花がらをこまめに摘むと花を長く楽しむことができます。

雨で花が傷みやすいので梅雨時は雨の当たらないところに移動させます。

水やり

鉢植えは土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。

寒い時期は水やりを控えめにします。

肥料

元肥として緩効性化成肥料を与えます。

春と秋は、追肥として月に1~2回程度、液体肥料を薄めて与えるとよいでしょう。

冬越し

暖かい地方ではベランダなどの日当たりのよい場所で冬越しできます。

寒冷地では室内の日当たりのよい場所に置くようにします。

金魚草の種まき時期と方法

種まきの適期は春と秋です。

育苗ポットなどに土を入れ種まきをします。

この時に土をかぶせないのがポイントです。

種をまいたら日当たりと風通しの良い場所で管理します。

発芽適温は18~20℃ぐらい。おおよそ7日くらいで発芽します。

本葉が7~8枚になったら植え付けができます。

金魚草の切り戻し時期と挿し木の方法

春に花がひととおり咲き終わった頃、梅雨前に切り戻しを行います。

切り戻し位置は、根元から15cm残すくらいです。

半日陰で夏越しさせると、脇芽が伸びて秋には再び花を咲かせます。

切り戻し作業は蒸れ予防にもなるので夏越ししやすくなるメリットもあります。

挿し木での増やし方

挿し木(挿し芽)で簡単に増やせます。

5月や10月ごろが適しています。

挿し木の方法は、まず茎を5~6cmくらいの長さに切ります。

茎の下のほうについている葉は取り除きます。

赤玉土などの用土に挿して明るめの日陰に置きます。

芽が十分に伸びてきたら植え付けます。

挿し木に使う茎は切り戻したときのものを使うこともできます。

さいごに

金魚草

金魚草は、名前のとおり、金魚みたいな花をつける姿がとても可愛らしいですね。

春になるとホームセンターなどで苗が販売されます。

種まきから育てられますが初心者は苗から育てるほうが簡単です。

草丈が高い品種と低い品種を組み合わせるのも素敵です。

金魚草で花壇をカラフルに彩りましょう。

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