ハナニラ(イフェイオン)の特徴と育て方!増えすぎて困るって本当?

ハナニラ(イフェイオン)

ハナニラ(イフェイオン)は春に星形の花を咲かせる球根植物です。

冬には葉があり夏には地上部がなくなるので他の球根類との混栽ができるのも魅力のひとつです。

ハナニラ(イフェイオン)の特徴と品種、育て方のポイントを紹介します。

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ハナニラ(イフェイオン)の特徴

ハナニラ(イフェイオン)

ハナニラ(イフェイオン)はメキシコ・アルゼンチンが原生地、ネギ科に分類される球根性の多年草です。

※ユリ科で分類されることもあります。

草丈は10~20cm程度。
花色は白・青・ピンクなどがあります。

春に星のような形をした花を咲かせます。

葉や茎を切るとニラのような臭いがするのでハナニラと名前がついています。

とても丈夫で育てやすく放っておいてもどんどん増えていくので初心者でも簡単に育てられます。

花壇の縁取りやボーダー花壇の前面などに向いています。

主な品種

◆ウィズレー・ブルー
花色は藤青色。とても良い香りがする人気の品種です。

◆ロルフ・フィードラー
葉が短めで青色の花を咲かせます。

◆黄花ハナニラ
細く尖った葉で鮮やかな黄色の花を咲かせます。

◆ピンクスター
ピンク色の花を咲かせます。

ハナニラ(イフェイオン)の育て方

ハナニラ(イフェイオン)

日当たりの良い場所を好みますが、少しくらい日陰でも花を咲かせます。

また、真夏の直射日光が当たる場所に植え付けても大丈夫です。

土が乾き始めたら充分に水やりをします。

夏になると地上部が枯れ休眠状態に入ります。

植えっぱなしの場合は秋には再び芽を出します。

肥料は、植えつける時に緩効性肥料を与えれば十分です。

病害虫の心配はありません。

寒さには強く、-10℃くらいまで耐えます。

植え替え時期

植え替えの適期は地上部が枯れている夏ですが花後の葉が残っているときに植え替えても大丈夫です。

ハナニラは基本的に植えっぱなしにできます。

ただ、3~4年くらいたつと混みあってきます。

植え替えしたほうがキレイな状態を保てるでしょう。

ハナニラは増え過ぎに注意が必要?

ハナニラは丈夫で育てやすいということから、育ててみたいと思っている植物のひとつです。

花色が違う品種をいくつか植え付けてみたら楽しめそうですね。

ただ、雑草対策として植えたら思った以上に増えすぎて困ったという話もきくとちょっと心配になってきます。

他の植物の所に入り込んだりすることもあるそうです。

グランドカバーとして使うことも出来ますが夏場は地上部がなくなって休眠してしまいます。

最初は少なめに植え付けて、どんなふうに育って増えていくのか様子をみたほうがよいかもしれませんね。

ちなみに、ニラのような臭いがするといっても食用にはなりません。

また、同じ名前の「花ニラ」というものもありますが、別の植物です。

中国野菜の「花ニラ」は「韮菜苔(ジュウツアイタイ)」といって、香りと甘味がすぐれている高級食材の1つだそうですよ。

検索すると「ハナニラ レシピ」なども見つかりますが、それは中国野菜の「花ニラ」のことです。

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