グリーンネックレスはコロコロとした葉が可愛い植物です。
植え替え時期や増やし方、枯れる原因と対処法など育て方のポイントを紹介します。
グリーンネックレスの特徴
アフリカ南西部原産、キク科セネキオ属のツル性多肉植物です。
細い茎に丸いボールのような葉がついている様子が特徴的。
グリーンネックレスという名前はネックレスのように見えることから付けられました。
別名、ミドリノスズ(緑の鈴)とも呼ばれます。
ネックレスのようにどんどんと伸び、タンポポに似た感じの白い花を咲かせます。
吊り鉢、あるいは高さのある鉢から垂らす感じに植えつけるとよいでしょう。
風水では「恋愛運をアップさせる」「良縁を育む」といわれていることから若い女性にも人気があります。
グリーンネックレスの仲間には斑入りや、同じキク科でも属が違うルビーネックレスがあります。
グリーンネックレスの育て方
屋外で日当りと風通しが良く、雨に当たらない場所で育てましょう。
ただし、夏場は、直射日光を避け半日陰の風通しの良い場所に移動させます。
家の中にずっと飾っていると日光不足と風通しの悪さから枯れてしまうこともあるので注意しましょう。
病害虫は特にありません。
比較的、寒さに強いですが、寒冷地では室内に取り込んで冬越しします。
水やり
鉢土全体が乾いてから、たっぷりと与えます。
目安としては月2回程度、冬は月1回くらいです。
ポイントは乾かし気味に育てること。
少しくらい水やりを忘れても枯れるようなことはありません。
葉が黄緑っぽくなったり元気がなくなった場合は、水の与え過ぎが原因のこともあります。
肥料
春と秋に液体肥料を与えます。
植え替え
1~2年に1回行ないます。
4月上旬から梅雨入り前まで頃が適期です。
増やし方
挿し木で増やせます。
長く伸びたツルを途中で切って土の上にのせておくと簡単に根付きます。
用土は特に選びませんが、通気性がよく水はけの良いものを使いましょう。
多肉植物用の培養土が便利です。
また、水差しという方法でも増やすことができます。
挿し木の時と同じように切ったツルを水を入れたコップなどに挿しておきます。
水は毎日取り換えましょう。
1~2週間もすれば根がでてきます。
充分に根が伸びたら挿し木と同じように鉢に植え付けます。
グリーンネックレスが枯れる原因と対処法
枯れる原因として次のようなことが考えられます。
・水を与えすぎると根腐れを起こす
・夏場の直射日光に当たって葉焼けを起こす
・室内に置きっぱなしで日光不足
・風通しが悪くて蒸れる
・アブラムシなどの害虫が発生する
対処法
葉が落ちてきたり枯れてきても状態によっては復活させることができます。
思い切って茎を短く切る「切り戻し」という作業を行いましょう。
切り戻しをすることで新しい脇芽が伸び、再び美しい緑色の姿を取り戻すことができます。
さいごに
グリンピースのような丸い粒が可愛いくて室内に飾っていたら…。
粒がしぼんでシワシワになり枯らしてしまった経験がある管理人です。
原因は日光不足と水のやり過ぎ。
そこで、今回はグリーンネックレスの特徴と育て方について調べたことをまとめました。
今度こそ枯らさないよう再チャレンジしたいと思っています。