ネモフィラは春になると可愛らしい青い花を咲かせる植物です。
プランターでも楽しめますが広い場所に植えると見ごたえがあります。
特徴と育て方について調べたことをまとめました。
ネモフィラの特徴
ネモフィラは、北アメリカ原産、ムラサキ科の1年草。
草丈:10~20cm
開花期:3月末~5月中旬
花色:青
耐寒性:やや強い
耐暑性:弱い
和名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)
英名:Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)
【生育サイクル】
・タネをまく
・春に花を咲かせる
・開花後、暑くなると枯れる
コンテナの寄せ植えでも楽しめます。
草丈が低く横に広がって育つ性質(ほふく性)があります。
花壇では前面に植え付けるとよいでしょう。
ネモフィラの育て方
日当たりと水はけの良い場所で育てましょう。
苗を購入して植え付けると簡単です。
根が傷みやすいのでポットから出した苗は、そのまま形を崩さないようにして植え付けます。
タネまきの適期は9月上旬~10月上旬(寒冷地では4月中旬~5月下旬)。
鉢や花壇に、直接、タネをまくか、ポットにまきます。
土は厚さ1mmくらいに軽くかけます。
花壇にまいた場合は、芽が出た後、最終的に株間が15~20cmぐらいになるように間引いていきます。
ポットの場合は1つのポットに3粒くらいまいて発芽後は元気なのを残すように間引きします。
本葉が4~5枚くらいになったら鉢や花壇に植え付けていきます。
日常の手入れ
枯れた花や葉はこまめに取り除きます。
葉が茂りすぎて混み合うと、株が蒸れて病気にかかりやすくなります。
茎や葉をところどころ間引いて風通しをよくしましょう。
水やり
地植えの場合は特に与えなくても大丈夫です。
鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いたら与えます。
肥料
地植えの場合、特に必要ありません。
鉢植えの場合は、生育の様子をみて液体肥料を控えめに与えます。
与えすぎると葉が茂りすぎたり、軟弱に育ってしまうので気を付けましょう。
さいごに
ネモフィラの名所といえば、国営ひたち海浜公園みはらしの丘が有名。
テレビでみたスカイブルーの花畑が見事で、自宅でも育ててみたくなりました。
1年草で夏には枯れてしまいますが、花がら摘みをしなければ、翌年、こぼれタネから発芽することもあるそうです。
タネは小さく風に飛ばされやすいです。
花壇に植え付けた場合は、意外な場所から芽が出ることもあるかもしれませんね。