秋の木の実には、赤い色のものが多いように思います。
春に黄色の花が多いように、これにもなにか理由があるのかもしれませんね。
調べたことをまとめてみました。
秋の木の実、赤い実がなる木の種類
街路樹や庭木などで赤い実がなる樹木には次のようなものがあります。
イチイ:イチイ科の常緑針葉樹
カマツカ:バラ科の落葉低木
ガマズミ:スイカズラ科の落葉低木
グミ:グミ科の落葉中低木
クワ:クワ科の落葉高木
コケモモ:ツツジ科の常緑草伏低木
サンシュユ:ミズキ科の落葉小高木
ツルウメモドキ:ニシキギ科の落葉性つる植物
ナナカマド:バラ科の落葉高木
ナンテン:メギ科の常緑低木
ハナミズキ:ミズキ科の落葉高木
ピラカンサ:バラ科の常緑低木
ヤマモモ:ヤマモモ科の常緑高木
ヤマボウシ:ミズキ科の落葉高木
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秋の木の実に赤い色が多い理由
調べてみると、どうやら、木の実が赤い色をしているのは
鳥に見つけてもらいやすくするためらしいです。
※赤い実をつける植物が多い理由が書かれています。
↓ ↓ ↓
鳥の視覚は人間に似ていて色が判るそうで、赤い実は鳥にも赤く見えるとのこと。
木の実は鳥に食べられることで種が運ばれて様々な場所で繁殖していきます。
鳥に見つけてもらうため「目立つ」ことは重要なポイントとなるわけです。
名前の知らない木の実でも赤い色をしていると「食べられるかな」と思ってしまうのは私だけでしょうか?
赤い木の実が「おいしそう!」と思うのは、人間も鳥も一緒なのかもしれませんね。
ちなみに赤くなったからといって、全ての木の実がすぐに食べられてしまうわけではありません。
ナナカマドのように真冬になってからでないと鳥が食べ始めないものもあります。
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さいごに
秋の木の実に赤い色が多い理由について調べたことを書きました。
11月になると目につくのは街路樹のナナカマドの赤い実。
その他、近所の庭木で赤い実がなるものといえば、サンシュユ、ニシキギ、イチイといったところでしょうか。
※イチイの赤い実
我が家ではイチイの木のことをオンコと呼びます。
北海道や北東北の方言なのだそうですね。
※10月下旬のマンリョウの実
我が家のマンリョウの実が色づくのには、もう少し時間がかかりそう。
ツバキの実も割れる前までは赤い色をしています。
2012年10月初旬は気温が少し高めの日が続き、ゼラニウムのツボミが害虫に食べられるという事態も起こったものですが。
下旬になると、寒暖の差が大きくなって冷え込むようになりました。
寒くなるのは、あっという間ですね。
10月中旬を過ぎると庭に日が当たるのは朝の1時間くらい。
日中は、ほとんど日が当たらない明るい日陰状態が続くので、庭には冬の気配が感じられます。
木の実が色づくのをみると、きれいだなと思うと同時に冬が近づいているのを感じます。
残っている庭仕事をさっさと片付けてしまわなくてはいけません。
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