【ギボウシ栽培記録】ブルー系「ハルシオン」と黄色系「サンパワー」

ギボウシ「サンパワー」

ギボウシは緑葉、青葉、黄色葉、斑入りと葉色の種類が多い植物です。

ブルー系ギボウシ「ハルシオン」と黄色系ギボウシ「サンパワー」の栽培記録をまとめました。

スポンサーリンク

ブルー系と黄色系のギボウシ購入【2013年6月】

ハルシオンとサンパワーの苗

以前から気になっていたブルー系と黄色系のギボウシ。

どの品種にするか?あれこれ迷った末にハルシオンとサンパワーに決定。

楽天市場のお店で注文しました。

ネットで植物を注文するのは初めてだったので少し不安だったのですが。

しっかりした良い状態の苗が届きホッとしました。

庭植えのギボウシとハルシオンとサンパワーの苗
葉色の違いを比べてみたくて庭植えのギボウシと並べてみたところ。

庭に植え付ける予定でしたがちょうどよい場所がなくて鉢植えにしました。

ギボウシ「ハルシオン」

【ハルシオンの特徴】
・最も代表的なブルー系の中型種
・葉の長さは20㎝前後
・葉色は落ち着いたブルーグレー

ギボウシ「ハルシオン」の花
白に近い薄紫色の花が夏に咲きます。

他のブルー系と同様、日射が強すぎたり乾燥地ではあまり青みはでません。

やや半日陰の適湿地が向きます。

ギボウシ「サンパワー」

【サンパワーの特徴】
・黄色系品種
・葉の形は細長く、少しねじれ気味
・葉色は春は青緑色、5月下旬頃から葉色が変化し6~7月になると濃い黄色

薄紫色の花が夏に咲きます。

日当たりがよいところでも葉焼けしにくい品種。

日が当たるほど黄色が強く出て日陰の場所だと緑っぽくなるようです。

2013年10月

ギボウシ サンパワー鉢植え
秋になりサンパワーの葉が枯れてきました。

ちなみに、ハルシオンは花が咲いたのにサンパワーは咲いてくれませんでした。

いまひとつ元気がなかったわけですが、来年に期待したいところです。

ハルシオンとサンパワーの芽吹きと害虫被害【2014年5月】

ほぼ同時期に芽吹き、順調に育っています。

ハルシオン
※ハルシオン。4月15日撮影

ハルシオン
※ハルシオン。5月8日撮影

ハルシオンは植え付けして1年目にしてすでに株が混みあっています。

株分けして植え替えたほうがよいかもしれません。

現時点では、とても丈夫で増えやすいタイプというイメージです。

サンパワーの芽吹き
※サンパワー。4月15日撮影

サンパワー
※サンパワー。5月8日撮影

サンパワーは株の間に余裕があります。

今年はこのまま植え替えしなくても大丈夫でしょう。

名前から夏の暑さにも負けない丈夫なタイプというイメージがあったのですが、草姿もヒョロヒョロして意外と繊細なのかも。

葉に青虫がつく【5月下旬】

虫に食べられたギボウシの葉
ハルシオンに水やりをしようと思ったら葉が妙に透けていました。

ギボウシの葉についた青虫
裏返してみたところ、青虫発見!

数日前にサンパワーの株元が食べられた跡をみつけ薬剤散布したばかりだというのに。

同じ犯人でしょうか。

食べられて見ばえが悪くなった葉は切り取ってしまいました。

基本的にギボウシにつく害虫は少ないものだと思っていたので対策をしたことはありません。

これからは予防として春に薬剤(オルトラン)を散布したほうがよさそうです。

株分けと植え替え【5月下旬】

ギボウシ植え替え
植え付けから1年しか経っていないのに根がビッシリ。

なかなか鉢から取り出せませんでした。

長く伸びた根を半分くらい切ってから2つに分けました。

ひとつは同じ鉢に植え付け、もうひとつは地植え。

考えてみたら、放置状態のギボウシをきちんと管理して育てるようになってから5年くらい経ちますが、ずっと地植えでした。

鉢植えで育てたのは昨年が初めてです。

なので、今まで根の広がり方について特に意識したことがなかったんですね。

根の伸び具合をみると、鉢植えの場合、植え替えは毎年おこなったほうが、結果的には楽できるかな?と感じました。

2年経つと鉢から取り出すのにもっと苦労しそうです。

サンパワーを庭に植え付ける【2015年】

庭植えのギボウシ

日当たりのよい場所に地植えしました。

サンパワー
大きくなったので、そろそろ株分けしたほうがよいのかもしれません。

ギボウシ「サンパワー」
株分けしないで3年経過。葉の大きさは20~25cm、株の大きさは70~75cmほどになりました。

さいごに

サンパワーの花がきれいに咲いた

ハルシオンとサンパワーの栽培記録をまとめました。

サンパワーは購入したときはヒョロヒョロとした苗でしたが今では立派な大株になり大満足。

ハルシオンと並べて植えているので葉色の違いも楽しめています。

ハルシオンの種
ハルシオンの種
2022年11月。花茎を残しておいたらタネができていました。
翌年、タネまきしてみましたが発芽せず。

【追記】
例年、ツボミが害虫被害できれいな花を咲かせることはほとんどありません。

対策として春先にオルトランを散布していますが効果がありませんでした。

ところが、2024年はすべてのギボウシの株がキレイな花を咲かせたので驚いています。

オルトランの散布は今年もしましたが、その他に変わったことはしていません。

理由は分かりませんが、とにかく花が楽しめたのは嬉しい出来事でした。

※斑入り品種の栽培記録
ギボウシの芽が出ない!芽吹きの時期はいつ?【栽培記録まとめ】

関連記事
ギボウシ(ホスタ)の特徴と育て方!咲き終わった花茎は切ったほうがよい?
ギボウシの冬越し方法!地上部の葉が枯れた後、空いたスペースに何を植える?

タイトルとURLをコピーしました