ツンベルギア エレクタの特徴と育て方、栽培記録を写真付きで紹介します。
ツンベルギア エレクタの特徴
熱帯西アフリカ原産の常緑低木です。
別名、コダチヤハズカズラ(木立ち矢筈葛)とも呼ばれます。
高さは1~2m程度に成長し、よく枝分かれして茂ります。
花びらの先端が濃青紫色、中心部が黄色、筒の部分が白色と三色の美しい花を咲かせます。
開花期間は4~9月。次々と咲くので長い期間楽しむことができます。
品種
ツンベルギアの仲間は、茎がつる状になって巻き付くツル性と茎が立ち上がって低木状に育つ木立性の系統があります。
◆ツンベルギア・エレクタ
夏ごろに出回る鉢物として一般にも出回ります。
◆ツンベルギア グランディーフローラ(ベンガルヤハズカズラ)
インド~東南アジア原産のつる性低木。
沖縄などの熱帯地域で庭木として植えられていることが多いです。
◆ツンベルギア・アラタ
あんどん仕立ての鉢物として販売されたり、グリーンカーテンとして利用されたりします。
ツンベルギア エレクタの育て方
日当たりのよい場所で育てます。
多少の日陰でも育ちますが花数は少なくなります。
ただし、真夏は直射日光を避け、半日蔭に置きましょう。
寒さには弱いので、暖かい地域以外は鉢植えで育てたほうがよいでしょう。
冬は室内に取り込みます。
鉢植えにする場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など水はけのよい用土が適します。
水やりは、鉢土の表面が乾いてから与えます。
冬の間は水やりは少な目にして乾かし気味に管理します。
庭に植えた場合は、水やりは特に必要ありません。
花期には、月に2~3回、液体肥料を与えます。
植え替えは1~2年に1回、春に行います。
さし木で増やすことができます。
病虫害は少ないですが、アブラムシやハダニが付くことがあります。
ツンベルギア エレクタの栽培記録
きれいに咲いたからといって、ツンベルギアの鉢植えを実家の親が貸してくれました。
花が咲き終わったら返してくれればよいということで。
世話をするのは2ヶ月余りと短い期間ですが、育てやすい植物ですね。
暑い夏の間、ずっと花が咲き続けてくれるというのが嬉しいです。
花が終わったら返すため、花の名前や育て方については特に気にしていなかったのですが。
先日、近所の人からアサガオの花に似ているけれど何の花?と聞かれたのですがツンベルギアしか分かりません。
なんという品種なのか調べてみました。
木立性のエレクタとフォーゲリアナは花が似ています。
ネットで花の写真だけを見る限り、どちらか判断つきません。
ただ、エレクタのほうがフォーゲリアナより花も葉も小さく葉の形が違うそうです。
なので、エレクタではないかと思います。
ツボミが出来てから花が咲くまでの様子を紹介します。
実家では、挿し木をしたら、すぐに根付いたといってました。
増やすのは簡単かもしれません。