サフィニアの苗は春になると園芸店やホームセンターにずらりと並んでいるのを見かけますね。
ペチュニアとよく似ていますが違う種類なのでしょうか?
サフィニアの特徴やペチュニアとの違い、切り戻し時期と方法など育て方のポイントを紹介します。
サフィニアの特徴とペチュニアとの違い
サフィニアは、ナス科ペチュニア属の一年草。
サントリーフラワーズがペチュニアを品種改良して作ったオリジナル品種です。
つまり、ペチュニアと同じ種類ということですね。
サフィニアという名前は花が波打つように次々と咲くことから「サーフィン+ペチュニア」の組み合わせで名づけられました。
春から秋まで花が楽しめ育てやすいことから人気があります。
いまでは世界中で育てられている人気の品種となっています。
夏の暑さに強いのが特徴です。
特にサフィニアサマーは35度以上の猛暑日でも花が止まらず咲くそうです。
サフィニアの育て方
春に苗を購入して植え付けます。
日光を好むので、半日以上直射日光の当たる日当たりの良い場所で育てましょう。
水滴が当たると花が傷みやすくなります。
雨の日は軒下など雨の当たらない場所に移動させましょう。
水やりは、土の表面が乾いたら株元にたっぷりと与えます。
花がらはこまめに取り、咲き終わった花は花茎ごと切り取ります。
【摘芯(ピンチ)】
枝が伸びてきたら摘芯を行います。
植え付けから約2~3週間が目安です。
鉢の外に間延びしてきた枝を、鉢の内周りに沿って刈り込みましょう。
ただし、サフィニアブーケは摘芯不要です。
サフィニアの切り戻し時期と方法
株元の花が少なくなったり枝先にしか花がつかなくなった時が切り戻しのタイミングです。
株元から葉を数枚残して、15cm位の高さに切ります。
切り戻しをすれば、また満開の花を楽しめます。
その後も、花が少なくなってきたら同様に切り戻しをしましょう。
サフィニアは蒸れに強くありません。
なので、梅雨に入る前または梅雨時には切り戻しを行うようにしましょう。
蒸れを防ぎ、梅雨を乗り越えることができます。
関東以西の温暖地域では、最後の切り戻しは遅くとも8月中が目安です。
10月頃にもう一度、花を楽しむことができるでしょう。
サフィニアの根元が枯れる原因と対策
根元の部分が枯れてきてしまった場合、原因として考えられるのは次の3つです。
①水不足
春~夏は水を十分に与えます。
②肥料不足
月に1度、固形肥料プラス液体肥料も与えるとよいでしょう。
③蒸れ
多湿によって起こる場合があります。
できるだけ風通しの良い場所で管理します。
2014年8月の天候と庭仕事
8月に入ってから連日30度超えで植物も人もぐったりしています。
そんな暑さの中、サフィニアの花は元気にたくさん咲いているので見るだけで元気がでますね。
今年、サフィニアを苗を購入しようか迷ったのですが、結局、断念。
理由は、面倒くさがりでこまめに花がらを取ることが出来ないからです。
でも、暑さに負けず咲いているのを眺めていると、やっぱり苗を購入すればよかったかなとちょっと後悔しています。
サフィニアは花色と花形がたくさんあるのも魅力。
来年は、いろいろな植物を育てることをやめて、サフィニアだけに集中して花を楽しむというのもよいかもしれません。
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