ポーチュラカの育て方!切り戻しや冬越し方法は?

ポーチュラカの花

ポーチュラカは夏の炎天下でも元気に花を咲かせる夏花壇に欠かせない定番植物のひとつです。

ポーチュラカの切り戻しや冬越しなど育て方のポイントを紹介します。

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ポーチュラカの特徴

ポーチュラカの花

ポーチュラカはスベリヒユ科の一年草で、熱帯・亜熱帯地方が原産です。

別名、ハナスベリヒユとも呼ばれています。

原産地の熱帯地方では宿根します。

しかし、寒さに弱く霜が降りるころには枯れてしまうので日本では一年草として扱われています。

花は同じ仲間であるマツバボタンによく似ています。

しかし、マツバボタンの葉が細長いのに対しポーチュラカの葉は丸いので葉の形状で見分けがつきます。

花の色は、赤、白、ピンク、黄色、オレンジなど多彩。

暑さや乾燥に強いことから夏場の花壇にオススメです。

地に這うように広がって咲くので雑草よけのグラウンドカバーにも利用されます。

ポーチュラカの育て方

ポーチュラカの白い花

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

水やり

鉢植えのポーチュラカ

鉢植えの場合、鉢土が完全に乾くのを待ってからたっぷりと与えます。

水の与えすぎは根腐れの原因になります。乾燥気味に管理しましょう。

地植えの場合、特に必要ありません。

肥料

植え付ける時にゆっくり効くタイプの肥料を混ぜ込んでおきます。

その後は、1ヶ月に1回程度追肥します。

ポーチュラカはやせ土でも充分育つので肥料は少な目にしてください。

切り戻し

真夏になる前、茎が伸びすぎて花数が減ってきた頃に行いましょう。

2~3週間経つと、再び花を咲かせるようになります。

病害虫

特にありません。

ポーチュラカの冬越し方法

一面のポーチュラカの花

ポーチュラカは寒さに弱く霜が降りると枯れてしまいます。

枯らしてしまわないためには10℃以上必要。

冬越しさせたい場合は、室内に取り込んで管理します。

挿し芽が簡単なので9月頃に挿し芽で小苗を作り、室内で冬越しすると翌年も楽しめます。

増やし方

タネができにくいので挿し芽で増やします。

やり方は多肉植物と同じで簡単。

枝先5~10センチを切って、直接土に挿すだけでOK。

これだけでしっかり根付きます。

時期は気温が上がり始めた5~6月くらいに行うと、7~9月はポーチュラカいっぱいの花壇が楽しめます。

さいごに

スベリヒユ

スベリヒユといえば日本でもお馴染みの夏の雑草。

ポーチュラカはそのスベリヒユの仲間だそうですから夏の暑さに強いというのも納得できますね。

グランドカバーとして育てて花を咲かせるのも楽しそうです。

冬には枯れてしまいますが、冬の間は庭も雪に埋もれてしまうので問題ありません。

ところで、我が家では、今年、スベリヒユの当たり年みたいです。

庭のあちこちにスベリヒユがたくさん芽を出しました。

まるで、種蒔きしたみたいに小さな芽が密集して出てきている場所まであります。

去年は、ほとんど見かけなかっただけに、何故?という気分で草取りしています。

スベリヒユは栄養価が高く食用にしている国があるとか。

日本でもスベリヒユを食べる地域があるとテレビで紹介されていました。

雑草ではなく食用と思えば、たくさん収穫できて嬉しい!という気持ちになるのかもしれませんね。

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