セッコク(石斛)の育て方!植え替え時期と方法は?

セッコク

セッコク(石斛)は日本に自生するランで江戸時代から親しまれてきた古典園芸植物です。

セッコクの植え替えや冬越しなど育て方のポイントを紹介します。

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セッコクの特徴

セッコク

セッコクはラン科の植物、デンドロビウムの一種です。

日本では、本州、四国、九州、南西諸島に自生しており、岩手県が北限といわれています。

外国では、朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤなどにも分布しています。

別名、セキコク、長生蘭(ちょうせいらん)とも呼ばれています。

主に針葉樹林や常緑広葉樹林に見られ、森林の樹木や岩下に着生して生育する、いわゆる着生蘭の代表種です。

草丈は10~30cm。

一般のデンドロビウムと同じように前年度の茎に芳香性の花を5月頃に咲かせます。

神社の古木でも見かけられ、環境適応能力が高い植物なので日本のどこでも生育が楽しめます。

江戸時代には鑑賞園芸植物として斑入り植物が流行するなど、古くから親しまれている古典園芸植物です。

主な種類には、キバナノセッコク、オキナワセッコク、斑入りの南京丸などがあります。

・花色、花形が変化に富む
・耐寒性があり、栽培に温室やフレームを必要としない
・栽培が簡単で、よく殖える

セッコクの育て方

セッコク

春と秋は日当たりの良い場所、夏は明るい日陰で管理します。

水やり

5~9月頃は乾いてきたらたっぷり与えます。

秋の水やりは少なめ、冬の休眠期はほとんど与えません。

肥料

春の成長時期と秋の充実期に液体肥料を与えます。

株分けで増やすことができます。

冬越し

セッコクは屋外でも冬越し出来ます。

冬越しに特別な管理は必要ありません。

厳寒時には室内に取り込んでもかまいません。

ただし、暖かい場所に置くと、せっかく着いた花芽が退化する恐れがあるので注意しましょう。

冬は風が当たらないような場所に置きます。

セッコクの植え替え時期と方法

セッコク

植替えは、毎年行います。時期は春先(3月頃)が適しています。

ただし、砂植え(春ラン用土が最適)は3~5年に一度の植え替えで大丈夫です。

鉢から株を取出し、腐った根や古い水苔を取り除きます。

事前に湿らせておいた水苔を軽く握って芯を作り、その上に根を広げてのせます。

根を芯の上に落ち着かせて長めの苔でまきます。

鉢に植え、十分に水をやります。

水苔は少量で軽く植えることがポイントです。

さいごに

保存会によるセッコク展が緑の相談所であると知り、見に行くのを楽しみにしていたのに行きそびれてしまいました。

1週間くらい展示しているのかと思っていたら3日間だけで都合がつかなったのです。

次回こそは見逃さないように気をつけたいものです。

セッコクの北限は宮城県、あるいは岩手県あたりだとか。

それなら青森県でも問題なく育てられそうな気がします。

そんな訳で、今回はセッコクの育て方について調べたことを書いておくことにしました。

機会があったらチャレンジしてみたいですね。

開花宣言

2015年の弘前公園の桜は4月16日に開花宣言しました。

予想より、さらに1日早まり、昨年より1週間早い開花です。

天気が良い日が続けば、23日祭り開幕のときには満開になっているかもしれません。

鉢植えサクラソウの新芽
※鉢植えサクラソウの新芽

さて、桜の開花宣言も出て、いよいよガーデニングシーズンも始まります。

サクラソウやギボウシの新芽もかなり目立ってきました。

遅霜の心配もあるのでタネ蒔きや苗の植え付けは例年通り4月下旬にしようかなと考えています。

その前に、まずは、草取り・雑草対策に取りかからないといけません。

花壇通路の防草シートが古くなったので新しいものに交換する必要がありそうです。

植物を植えない石ころだらけの空き地部分には除草剤の散布です。

ちなみに、今朝、近所の野良猫が花壇をトイレに使っている現場をみてしまいました。

ネコ対策に木酢液をまく必要もありそうです。

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