「二度咲き変わり菊」の苗を4月中旬にホームセンターで購入。
春の植え付けから秋の開花までの栽培記録です。
二度咲き変わり菊の特徴と育て方
品種名:リリア
タイプ:二色咲
ラベルには以下のように書かれています。
自然な状態でまず6月に開花し、開花後に茎を切り戻すことで10月に2度目の花が咲きます。
6月より10月開花時のほうが色濃く鮮やかな花色となり、まるで別の花に見違えるほどです。
開花:6月と10月
草丈:6月 60~90cm、10月 30~60cm
耐寒性:中用途:アレンジ、切り花、花壇、鉢植え
場所:日当たりの良い場所
土:肥沃な水はけの良い用土を好みます
肥料:緩効性肥料を月に1回、または、液肥を週に1回与えてください
水やり:土の表面が乾いたら、たっぷり与えてください
菊は開花期間が長く花持ちがよいので仏花用に重宝しています。
以前から育てていた菊は秋に咲く品種。
ホームセンターでは、5月咲き、6月咲き、7月咲き…など秋以外に開花する品種も販売されています。
開花期の違う品種があれば初夏から秋まで、かなり長い期間をカバーできるはず。
7月咲きと8月咲きは購入済み。
今回は1年に2回開花するというお得感に惹かれて買ってみました。
二度咲き変わり菊の栽培記録/2017年
100円ショップの土を使い、5号鉢(15センチ)に植え付け。
※2017年6月4日。約30センチ。
※2017年6月17日。約43センチ。
※2017年6月17日。ツボミ発見!
※2017年7月1日。花茎が伸びる。
1回目の開花
※2017年7月15日。開花間近。
※2017年7月19日。開花。
花後の切り戻し
2回目の花を咲かせるには開花後に茎を切り戻す作業が必要。
半分くらい咲き終わったところで茎を切りました。
まだ花が楽しめる部分は花瓶に飾り、小さなツボミや細い茎は取り除きます。
株が大きく育ったので切り戻しと同時に一回り大きな鉢に植えなおすことにしました。
気温が高い7月は植え替え適期ではありません。
ダメージが心配だったので、根鉢を崩さずに植え付け。
1回目の開花が予定より1ヶ月遅かったので次の開花も遅くなるかもしれません。
2回目の開花
※2017年9月13日。2回目の開花。
9月中旬撮影。8月下旬からツボミを付け始め9月上旬から咲き始めました。
6月&10月ではなく7月&9月咲き。予想に反して随分と早かったです。
花色は1回目と同じように見えましたが、写真を見比べてみるとオレンジが強くなっていました。
さいごに
二度咲き品種を育てるのは始めてだったので記録に残しておくことにしました。
6月と10月に花が咲くとありますが、これは関東地方が基準でしょう。
天候・気温次第ですが、青森で4月下旬に植えた場合、開花は7月と予想していました。
【実際の開花時期】
◆1回目:7月
◆2回目:9月
2022年4月上旬に「アネモネ咲き」の苗を購入。6月と10月開花予定。品種名:サンオレンジ。
7月上旬、ツボミをつける。
8月中旬、開花。
2022年は生育不良。開花時期が遅れました。
見頃になった花から切り取り室内に飾っています。
ひととおり咲き終わるの待っていたら9月いっぱいかかりそう。
切り戻しをしないまま、1回だけで花は終わってしまうかもしれません。
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