プリムラ(ポリアンサ、ジュリアン)の特徴と育て方【栽培記録】

プリムラ・ジュリアン

プリムラ(ポリアンサ、ジュリアン)は冬から春にかけてカラフルでかわいい花を咲かせる植物です。

特徴と育て方、栽培記録をまとめました。

プリムラ(ポリアンサ、ジュリアン)の特徴

プリムラの白い花

プリムラは、サクラソウ科の常緑多年草。

草丈:5~20cm
開花期:11~4月
花色:紫、黄、お連弩、赤、ピンク、白など

種類によっては、高温多湿に弱く、夏越しが難しいため一年草として扱われるものもあります。

プリムラの仲間は非常に多く500~600種あるといわれています。

【代表的な種類】
・プリムラ オブコニカ
・プリムラ シネンシス
・プリムラ ポリアンサ、プリムラ ジュリアン
・プリムラ マラコイデス

園芸店では単にプリムラと表示されていることも多いです。

【ジュリアンとポリアンサの違い】
ジュリアンは、ポリアンサと原種のジュリエを交配させて作られました。

・ジュリアンは花が小型で背丈が低い
・ポリアンサは花が大きめで花首が少し長め

違いは花や葉の大きさくらい。

小型品種をジュリアン、大型をポリアンサと呼んだり、小型のポリアンサをジュリアンと呼んでいたりすることも多いそうです。

まるで、パンジーとビオラの違いみたいですね。

プリムラ(ポリアンサ、ジュリアン)の育て方

プリムラの花

ジュリアンとポリアンサの育て方は同じです。

秋に出回る苗を購入して育てるのが一般的。

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

植え付け

地植えの場合は、根鉢を少し崩してから植え付けます。

複数の苗があるときは株間を20cmほどあけます。

鉢植えの場合は、市販の培養土を使います。

水やり

地植えの場合、特に必要ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾きかけたら早めにたっぷりと与えます。

肥料

苗を植え付ける時に元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

開花中は月に2~3回、液体肥料を与えます。

増やし方

株分けで増やすことができます。

適期は秋。

掘り上げたら土を落とし、2~3株をひとまとめにして植え付けます。

プリムラ(ポリアンサ、ジュリアン)の栽培記録

※栽培しているところ:東北地方北部
地植えのプリムラ
雪解け後、5月頃に花が咲きます。

花後のプリムラ
花後、冬を越した葉が茶色に枯れてきます。

プリムラの新しい株
枯れた葉の下から新しい葉が出ています。

秋には再び花が咲くこともあります。

プリムラの株分け
生育旺盛でよく増え、何年か経つと株が混みあってきます。

3年に1回くらいは掘り上げて株分けを兼ねて植え替えしています。

常緑性で寒くなっても葉は枯れません。

冬の間は雪に埋もれていますが防寒対策をしなくても冬越しできます。

さいごに

プリムラの黄色の花

特徴と育て方、栽培記録をまとめました。

昔から花壇に植えられていたのですが名前は分かりません。

ポリアンサとジュリアンの両方かなと思っています。

植え付けている場所は夏でも直射日光が当たる場所。

問題なく夏越しできているのは寒冷地だからかもしれません。

霜に当たっても雪が積もっても枯れることはありません。

丈夫で育てやすい植物です。

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