セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の特徴と育て方【栽培記録】

ハーブ ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)

セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の特徴と育て方、栽培記録をまとめました。

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セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の特徴

セイヨウノコギリソウの花

和名:セイヨウノコギリソウ
英名:ヤロウ
学名:アキレア

ヨーロッパ原産、キク科の多年草です。

春に新芽が伸びて成長し、夏に花を咲かせます。
冬になると地上部は枯れますが、翌年春になると再び芽吹きます。

寒さには比較的強く、特に防寒対策の必要はありません。

草丈:60~100cm
花色:白・ピンク・黄色など

ハーブ ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)

ハーブとして利用されるものはヤロウ、園芸用はセイヨウノコギリソウやアキレアと呼ばれることもあります。

【利用法】
薬用:止血、解熱、殺菌、健胃作用など
食用:ハーブティー、サラダ
園芸用:ドライフラワー、切り花、花壇に植える
コンパニオンプランツ:虫よけ(根から出る分泌液は近くに生えている植物を病気や害虫から守る)

セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の育て方

セイヨウノコギリソウ

日当たり、風通し、水はけのよい場所で育てます。

水やり

地植えの場合は特に水やりは必要ありません。

鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水を与えます。

やや乾燥気味を好み、多湿を嫌います。水の与え過ぎに気をつけましょう。

肥料

やせ地を好むので肥料は特に必要ありません。

植え替え

長期間育てていると株が込み合ってきます。

地植えは3年に1回くらいを目安に株分けを兼ねて植え替えします。

鉢植えの場合は毎年植え替えをしたほうがよいでしょう。

適期は3~4月、9~10月。

増やし方

株分け、挿し芽で増やすことができます。

地下茎を伸ばしてできた株を切り分けて植え付けると簡単。

挿し芽は春に新芽を赤玉土などに挿します。

セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の栽培記録

セイヨウノコギリソウ
苗を地植えで育てています。

セイヨウノコギリソウ
肥料を与えず放置状態でも夏になると花を咲かせてくれます。

花後、花茎を根元から切り取ると新芽が伸びてきて秋にもう一度花を咲かせてくれました。

病害虫の心配もなく丈夫で手間がかからないのが魅力。

冬は雪に埋もれてしまいますが防寒対策をしなくても冬越しできます。

セイヨウノコギリソウ
植え付けして数年後には増えすぎて困るようになりました。

草丈が高くなるので株分けしたら花壇の後方に植えなおすつもりです。

さいごに

セイヨウノコギリソウの花

セイヨウノコギリソウ(ヤロウ)の特徴と育て方について調べたことをまとめました。

実は、名前が分からなくなって植えっ放しにしていた植物です。

趣味の園芸テキストに載っているのを見つけて名前が判明した次第。

ほかの植物に害虫の被害がないのは、虫よけ効果があったせいかも?
などと思うこともあります。

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