ナスタチウム(キンレンカ)の育て方!切り戻し時期と方法は?

ナスタチウム(キンレンカ)

ナスタチウム(キンレンカ)はオレンジや赤などカラフルな花を咲かせる植物です。

エディブルフラワーやコンパニオンプランツとしても知られていることをご存知ですか?

ナスタチウムの特徴と切り戻し時期・方法など育て方のポイントを紹介します。

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ナスタチウムの特徴

ナスタチウム(キンレンカ)

ノウゼンハレン科の1年草、原産地は南アメリカです。

暑さにも寒さにも弱い特徴を持っています。

もともとは宿根草ですが暑さにも寒さにも弱いため日本では1年草として扱われています。

黄色やオレンジなど鮮やかな花を咲かせます。

別名のキンレンカ(金蓮花)はハスのような丸い葉をつけ金色の花をつけることから名づけられました。

湿気を嫌う性質を持っているのでハンギングなど多湿になりにくい環境で育てるには最適の花といえるでしょう。

独特の香りでアブラムシを遠ざけるといわれコンパニオンプランツとして利用されることもあります。

ナスタチウムの食べ方


【有機種子】ナスタチウム/キンレンカグリーンフィールドプロジェクトのタネ

食べられる花のことをエディブルフラワーというのをご存知ですか?

ナスタチウムは古くからハーブとして利用されてきた植物。

最近では、エディブルフラワーとして注目されているそうです。

特有の香りと辛味を酸味があってサラダやサンドイッチなどに利用されます。

血液の浄化作用や解毒作用、抗菌作用があり、ビタミンCや鉄分も含んでいるので造血効果もあります。

【注意点】
食用として育てる場合は必ず野菜専用の土を使い種から育てます。

理由は、園芸用のナスタチウムの苗は人体に使用できない量の農薬を使って栽培しているからです。

苗から育てたい人はエディブルフラワーとしてナスタチウムを販売しているお店から購入してください。

ナスタチウムの育て方

ナスタチウム(キンレンカ)

種まきは4月下旬~5月上旬頃が適期。
発芽適温は20℃前後です。

一晩水に浸してから蒔くと発芽しやすくなります。

種は嫌光性なので覆土は1cm位かけましょう。

発芽後は本葉4~5枚程度になったら植えつけます。

日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。

種ができると花つきが悪くなります。

しぼんだ花はすぐ摘み取りましょう。

食用とする場合は、花が咲いたら、すぐに収穫します。

水やり

鉢土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。

花壇の場合は発芽するまでは土を乾かさないように注意しますが、その後は特に水やりの必要はありません。

あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

与えすぎると株全体の形が悪くなります。

また、窒素分の多い肥料を与えると葉ばかりが茂って花が咲かなくなるので注意しましょう。

春と秋に緩効性の化成肥料を与えるぐらいでよいです。

増やし方

さし芽で増やすことができます。

先端から5~10cm程度を切り取り水はけの良い土に挿します。

水に挿しておくだけでも発根するので根が出たのを確認してから植えつけてもよいでしょう。

ナスタチウムの切り戻し時期

ナスタチウムの葉

暑さに弱いので夏場は元気がなくなります。

直射日光は避け、風通しが良い、明るい日陰に移しましょう。

枯れた葉や茂りすぎて蒸れそうな個所の切り戻しを行うと、秋に再び花を咲かせます。

さいごに

ナスタチウムの花

ビタミンカラーのナスタチウムの花はサラダの彩りにもピッタリです!

コンパニオンプランツとして利用できるそうですから、家庭菜園がある方は野菜と一緒に育ててみてはいかがでしょうか。

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