強風対策が必要な時期といえば台風シーズンと思いがち。
でも、最近は季節を問わず強い風が吹くことが増えている気がします。
強風注意報は地方にもよりますが風速10m/sを超えると発令されるそうです。
日頃から天気予報をチェックして強風の時はどんな対策が必要なのか確認しておきたいものですね。
天気予報で使われる用語で「やや強い風」というのがあります。
実際はどのくらいの強さの風なのか気になったので調べてみました。
鉢植えの強風対策・転倒を防止する方法もまとめました。
「やや強い風」とは、どのくらい?
「やや強い風」とは風速が10m/s以上15m/s未満の風のことだそうです。
でも、これだと、どのくらいの風なのか想像つきません。
具体的には
・傘がさせない
・樹木全体が揺れる
・電線が鳴る
という状態をさすということでした。
風速10m/sで吹き流しの角度が水平になるのだとか。
およその時速は最速50km。速さの目安としては一般道路の自動車くらいだといいます。
感覚的には「やや強い」というよりも「かなり強い」風といえそうですね。
ちなみに「やや強い風」のワンランク上は「強い風」。
・非常に強い風
・猛烈な風
と、ランクアップしていくそうです。
風速 8mは、どのくらい?
風速 5~10m/sは、一般に「風が強まってきた」と感じるとき。
「砂ぼこりが立ち始める。屋外の物が風で音を立てる」状態といわれています。
天気予報では、これくらいの風(8m/s)だと表現する用語はないようです。
調べてみると、風速8m/sくらいでは次のような状態になるようです。
・風に向かって自転車がこぎづらい
・道路標識が大きく揺れる
・樹木の葉がちぎれて落ちている
体感としては、ずいぶんと強い風が吹いているなぁという状態です。
鉢植えの強風対策・転倒を防止する方法
強風で植木鉢が倒れると茎や枝が折れたり鉢が割れたりする被害がでます。
大事に育ててきた植物がダメージを受けたり、お気に入りの鉢が壊れてしまったら大変です。
強風対策には、どのような方法があるのでしょうか?
すぐに実行できるのは鉢植えを室内に取り込むことです。
ただ、鉢植えの数が多いと全てを室内に取り込むのは無理かもしれません。
鉢植えが大きくて重い場合は移動させることができないこともあるでしょう。
・鉢に対して植物が大きいもの
・草丈が高いもの
このような鉢植えは転倒防止対策をする必要があります。
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さいごに
天気予報で使われる用語「やや強い風」というのが実際はどのくらいの強さの風なのか調べたことをまとめてみました。
「砂ぼこりが立ち始める。屋外の物が風で音を立てる」状態
・風速8m/sでは、「道路標識が大きく揺れる」「樹木の葉がちぎれて落ちている」
・風速10m/s以上15m/s未満の風は「やや強い風」
「傘がさせない」「樹木全体が揺れる」
5月下旬、強風で鉢植えが倒れてツボミが取れてしまいました。
まさか、そんな強い風が吹くとは思ってもいなかったのです。
この時は、注意報がでる一歩手前の風速8m/s。
天気予報はこまめにチェックして対策をしていきたいものです。
参考サイト:気象庁/風の強さと吹き方