仏花(ぶっか)とはお墓や仏壇に供える花のこと。
生花を活けるのが一般的です。
仏花として使える植物を自宅で育てることができたら経済的。
買いに行く手間も省けて便利ですね。
お盆のお墓参り用仏花に使える育てやすい花にはどんなものがあるのか調べてみました。
仏花に使える育てやすい植物の種類
個人的には、お供えの花といえば「菊」のイメージが強いです。
ただ、「絶対に菊を入れる!」という決まり事はないのだとか。
仏花用として自宅で栽培するなら
・育てやすいこと
・花が長持ちすること
を基準に選ぶとよいのかもしれません。
以下、仏花に使える植物の一部です。
アルストロメリア
エキナセア
カーネーション
キキョウ
キンセンカ
グラジオラス
シュウメイギク
百日草
千日紅
ユリ
ダリア
ルドベキア
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仏花に適さないと考えられている花
仏花の種類について基本的に決まりはないようです。
しかし、適さないと考えられている花はあります。
・毒がある⇒ヒガンバナ
・香りが強い⇒バラ
縁起が悪く不向きといわれているので避けたほうがよいでしょう。
ただ、「習慣にとらわれず故人の好きだった花を飾りたい」と考える人も増えています。
自宅の仏壇にお供えする場合なら気にしなくてもよいのかもしれません。
お盆用仏花の栽培記録
※育てているところ:東北地方北部
【2015年に購入したもの】
・8月咲き小菊の苗、4種4株
・千日紅(キャンディーポップ)のタネ1袋
・アスターのタネ1袋
8月咲き小菊は、お盆に間に合ったのは4株のうち3株。
来年、タイミングよく咲いてくれるかどうか微妙なところ。
千日紅は開花しましたが、花数が少なかったです。
発芽率が悪く育ったのは1袋タネまきして4株。
予想していたより数が少なかったのが残念。
アスターは、8月12日時点でツボミがついていません。
昨年、タネをまいたときはお盆に咲いてくれたのですが。
結果として、お墓参り用仏花として活躍してくれたのは
アルストロメリアとルドベキア タカオでした。
開花期間が長く、初夏からずっと咲き続けてくれます。
お盆の時に開花するかどうか心配する必要がないのは、ありがたいですね。
おかげでスーパーで買う仏花の数を減らすことができました。
来年は、お盆に開花が間に合うような植物を新たに育てるということは、いったん中止。
アルストロメリアとルドベキアの株を増やせば、充分、間に合いそうです。
菊に関しては早咲き品種でも、ちょうどよくお盆に開花させるのは無理ではないかと思い始めています。
さいごに
普段、仏壇には庭に咲いている花を仏花としてお供えしています。
しかし、お盆のお墓参りのときには庭に咲いている花だけでは足りません。
理由は、毎年8月13日のお盆のときは親戚の分も含めて10ヶ所にお墓参りをするから。
この時期だけはスーパーで仏花の束をいくつも購入することになります。
夏場は花の値段が高くなるのでけっこう大きな出費。
自宅で育てている花で間に合わせることができたら経済的だし便利だよね。
ここ数年、そんなことを考えるようになりました。
というわけで、仏花に使える育てやすい花について調べたことを書いてみました。
夏場は暑さで切り花が傷みやすいのが悩みのタネ。
仏壇用にプリザーブドフラワーの仏花を購入しました。