マンデビラの特徴と育て方!冬越しさせる方法は?

マンデビラ

マンデビラは春から秋まで花を咲かせ続ける熱帯原産の植物です。

ツル性なのでフェンスやアーチにからませるのが一般的ですがネットに誘引すればグリーンカーテンとしても楽しめます。

マンデビラの特徴と育て方についてまとめました。

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マンデビラの特徴

マンデビラ

マンデビラは南アメリカ原産、キョウチクトウ科マンデビラ属のツル性多年草です。

以前はデプラデニア属に分類されていました。

そのため、現在でもデプラデニアの名前で販売されていることがあります。

草丈:50~100cm
開花期:6~10月
花色:赤、ピンク、白

花はラッパのように先端が大きく開く形をしています。

ひとつの花が1週間以上咲き、次々と絶え間なく咲き続けるので長い期間楽しめます。

ツルがよく伸びるタイプと、あまり伸びないタイプに分けることができます。

ツルがあまり伸びないタイプを選べば支柱をしなくても鉢植えで育てられます。

マンデビラの育て方

マンデビラ

春に販売される苗を購入して育てます。

地植えの場合は日当たりと水はけの良い場所に植え付けます。

元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。

ただ、寒さに弱いので移動できる鉢植えにした方が簡単です。

市販の草花用培養土を使用する際は水はけをよくするためバーミキュライトを混ぜるとよいでしょう。

置き場所

半日以上、日光が当たる風通しのよい戸外で育てましょう。

日光不足になると花数が少なくなったり生育不良で葉が黄色くなることがあります。

水やり

地植えの場合は必要ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら株元にたっぷりと与えます。

秋になったら少しずつ水やりの回数を減らし、冬はやや乾燥気味にします。

肥料

地植え、鉢植え共に、生育期の5~9月は緩効性の固形肥料を2ヶ月に1回を目安に与えます。

鉢植えの場合は、液体肥料も併用します。月2~3回が目安です。

花が終わった秋以降は肥料は必要ありません。

植え替え

鉢植えは1年に1回植え替えが必要です。

植え替えの適期は4~5月。

古い土を3分の1くらい落としてから一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。

増やし方

挿し木で増やすことができます。

気温が高ければ(15℃以上)いつでも可能です。

・茎の頂点から葉4枚くらいのところで切り取る
・切り口からでる乳液をよく洗い流す
・水のはいった容器に入れて水を吸わせる
・赤玉土や川砂などに挿す
・明るい日陰で水を切らさないように管理する

根が出てくるまでの日数の目安は約20日。

発根した後は鉢に植え替えて育てます。

病害虫

アブラムシが発生することがあります。

見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。

摘芯

長く伸びすぎたツルは切り戻します(摘芯)。

切ることで脇芽が出てきて枝が増え、たくさんの花が咲くようになります。

冬越し

マンデビラ
熱帯植物のため、寒さには弱いです。

気温が10℃を下回るようになると生育が衰えたり枯れてしまうこともあります。

秋になって最低気温が15℃を下回るようになったら室内に取り込みましょう。

室内に取り込む前に株元から30㎝程度の高さでバッサリと切り戻しをしておきましょう。

切り戻しをすることで翌年の花付きが良くなります。

室内では日の当たる場所で、やや乾燥気味に管理します。

冬越しには5℃以上必要です。できれば10℃以下にならない所に置くようにしましょう。

さいごに

マンデビラ

マンデビラの特徴と育て方について調べたことをまとめました。

サントリーの「サンパラソルジャイアント」は花も大きいので豪華な印象が楽しめるそうです。

濃い緑色の葉と鮮やかな色の花がいかにも熱帯の植物といった雰囲気ですね。

花いっぱいのグリーンカーテンを楽しみたい場合にピッタリの植物といえそう。

寒冷地では冬越しさせようとしないで1年草として楽しんだほうがよいのかもしれません。

同じキョウチクトウ科の植物。
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