バラの新苗と大苗の違いとは?バラ初心者が育てやすいのはどちら?

バラ苗

ネットでバラ苗を購入しようと見ていたら新苗と大苗があることを知りました。

違いはなんなのでしょうか?

バラ初心者が育てやすいのは、どちらなのかも気になったので調べてみました。

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バラの新苗と大苗の違いとは?

バラの花

値段だけを比べれば、新苗のほうが安いのですが、その違いはどこから来ているのでしょうか。

新苗の特徴・メリット・デメリット

前年の秋から冬に接ぎ木をして春まで育てた苗のこと。

春苗、一年生苗とも呼ばれます。

販売期間:4~6月
鉢のサイズ:3~5号

接ぎ木して半年ほどなので根も枝も細いのが特徴。

枝が1~2本長く伸び、新芽、ツボミをつけた状態で販売されるのが一般的です。

【メリット】
・値段が比較的安い
・花をつけた苗もあるので花姿を目で確かめられる

【デメリット】
・若い苗なので手入れをしっかりしないと失敗して枯らす可能性が大きい

大苗の特徴・メリット・デメリット

接ぎ木をしてから1年間地植えで育てた苗のこと。

秋苗、二年生苗とも呼ばれます。

販売期間:9月下旬~翌年3月
鉢のサイズ:6~7号

新苗よりも半年ほど長く育てるため根が太く枝もしっかりしているのが特徴。

数本の枝があり、ツボミや葉はついていない状態で販売されるのが一般的です。

【メリット】
・翌年の春から花が楽しめる
・丈夫に育っているので初心者でも枯らす心配が少ない

【デメリット】
・新苗に比べて値段が高い
・どんな花が咲くかは苗についているラベルで確認するしかない

バラの新苗を初心者が育てるコツ

赤いバラの花

一般的に初心者がはじめてバラを育てる場合は、しっかりと育った大苗が向いているといわれています。

新苗はバラの育て方を初めから覚えられるメリットがありますが、失敗して枯らす可能性も大きいです。

【育てるコツ】
・購入したらすぐに植え替える
・秋ごろまでツボミは摘む

購入したらすぐに植え替える

苗が入っているビニールポットは栽培用ではありません。

購入した苗はできるだけ早く5~6号鉢に植え替えをしましょう。

苗は幼く、根や枝が生育途上のため、急な環境の変化を好みません。

地植えする予定であっても、まずは鉢である程度育て根を充実させましょう。

秋以降に植え替えるほうが根へのダメージを減らせます。

秋ごろまでツボミは摘む

ある程度、株が大きく育たないと良い花は見られません。

新苗にとって花を咲かせることは大変な負担です。

早く枝葉を育てて株を充実させるためツボミがついても早めに摘むことが必要です。

咲かせられるのは秋からです。

花をつけた新苗を購入した場合は、なるべく早く花を取りましょう。

さいごに

バラのツボミ

バラの新苗と大苗の違い、初心者はどちらの方が育てやすいのかについて調べたことをまとめました。

一般的に、初心者は大苗がオススメだということが分かりましたが…。

春に値段が安い新苗を見つけたら、つい購入してしまいそうです。

メリット、デメリットを知ったうえで新苗にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。

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