バラにツボミがつかない原因は?ブラインドやシュートって何?

バラの新芽

バラにツボミがつかない、ツボミが落ちるなどトラブルの原因について調べたことをまとめました。

バラ初心者なのでブラインドやシュートといった用語の意味についても書いています。

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バラにツボミがつかない【ブラインド】

バラの新芽

ツボミをつけずに伸びた枝を「ブラインド」といいます。

考えられる原因には、次のようなことがあります。

・枝の生育時に急激な暑さや寒さといった温度変化があった
・曇りや雨続きで日照時間が少なかった
・肥料の与えすぎでいつまでも栄養生長を続けツボミがつかずどんどん伸びた
・鉢植えの場合、根詰まりを起こしている
・買ったばかりの株で、枝が充実していない
・細い枝から出た枝は、力がないので花が咲かない

【対処法】
・切り戻す
・切らないで放置する
2通りの方法があります。どちらが正解ということはありません。

「切り戻す」場合は、5枚葉の上の部分で切る、あるいは枝の約半分くらいのところで切ります。

「切らないで放置」しても枯れることはないので大丈夫です。

放っておいたら別の枝が伸びてきて咲いてくれることもあります。

バラのシュートが出てこない原因

バラのシュート

シュートとは若い枝のこと。

特に、根元から伸びた勢いのある若い枝のことはベーサルシュートと呼びます。

シュートが出てこない原因には次のようなことが考えられます。

・肥料が不足している
・鉢植えで根詰まりしている
・古い枝だけが大きく伸びている
・株が古くて弱っている

バラは枝の老化が早く、数年でその枝には花が期待できなくなるといわれています。

常に新しい枝の発生を促して古い枝と交代をしていくことが大切です。

【対処法】
・株元に日が当たるように枝葉を整理する
・肥料を適切に与える
・植え替えするときに専用の培養土など良い土を使う

バラのツボミが落ちてしまう原因

バラのツボミ

せっかくついたツボミが、咲かずに落ちてしまう場合、次のような原因が考えられます。

・水切れした、あるいは水のやりすぎ
・日照条件が変わった
・植え替えをしなかった
・肥料の与えすぎ
・害虫の被害

さいごに

バラの枝

はじめてのバラ栽培で戸惑ったのはカタカナの専門用語がたくさんあること。

バラ初心者なのでトラブルの原因を知るには用語の意味を理解することからはじめないといけませんでした。

ブラインドに関しては、「切る」「切らない」どっちもアリというのは意外でした。

品種による違いや栽培地の気候も関係しているのかもしれません。

実際に試してみないと分からないことがたくさんありそうです。

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