剪定が簡単なクレマチスの種類は?【新枝咲きの特徴と剪定方法】

クレマチスの花

クレマチスの花が咲かない原因はさまざまですが一番多いのは剪定のやり方を間違えたこと。

古い枝を切り落としてしまうと花が咲かなくなるタイプもあるので注意が必要です。

剪定が簡単なクレマチスを育てたいので「新枝咲き」タイプについて調べたことをまとめました。

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クレマチスの基本情報

クレマチスの花

クレマチスはキンポウゲ科の植物。

北半球を中心におよそ300種類の原種があるといわれ、たくさんの園芸品種があります。

基本的にツル性ですが、半ツル性、木立性の種類もあります。

花色、花形、開花期、常緑性・落葉性などタイプは様々。

モンタナ系、ビチセラ系、テキセンシス系など15~17系統に分類されています。

系統により剪定の方法など管理のやり方が違ってきます。

【新枝咲き・旧枝咲き・新旧枝咲きとは?】
花の咲き方によって3タイプに分かれ、それぞれに最適な剪定方法があります。

◆新枝咲き
 春に新しく伸びた枝に花を咲かせる
 前年の枝には花を咲かせない
 春から秋にかけて何度も花を咲かせる四季咲きの品種が多い
 ビチセラ系、テキセンシス系、インテグリフォリア系など

◆旧枝咲き
 前年に花を咲かせた枝に翌年も花を咲かせる
 古い枝を切り落としてしまうと花が咲かなくなる
 1年に1度しか咲かない一季咲きの品種が多い
 冬咲きタイプ、モンタナ系・フォステリー系など

◆新旧両枝咲き
 新しい枝と古い枝の両方に花を咲かせる
 四季咲きのものが多い
 フロリダ系、アトラゲネ系など

剪定方法が最も簡単なのは新枝咲きタイプといわれています。

クレマチスの栽培が初めての場合は、新枝咲きタイプの品種が育てやすいでしょう。

【剪定が必要な理由】
・ツルが伸び放題になり、見た目が悪くなる
・風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなる

新枝咲きクレマチスの剪定方法

クレマチスの芽吹き

四季咲きの場合、1年に2回の剪定が必要です。

1回目:2月~3月頃
生え際から2~3節を残して切ります。
春になれば、新しい枝が伸びてくるので思い切って剪定しても大丈夫です。

2回目:花が咲き終わった後
ツルの半分を残すくらいまで切り戻します。
切った枝から新しい枝が伸びてくるので2番花、3番花が楽しめます。

さいごに

クレマチスの新枝咲きについて書きました。

以前、地植えにして育てたことがあります。

もともとは家族が植えたもので品種名は分かりません。

手間が掛からず、それなりに花は咲いてくれました。

剪定時期も気にしたことはなく枝が混みあってきたら切っていたところ、花が咲かなくなって枯れてしまいました。

ちなみに、新枝咲きで1年に何度も花を楽しめるタイプはビチセラ系に多いようです。

この中から好みの品種を探すのもよいかもしれません。

※アジサイは剪定で失敗したので新枝咲きの品種を購入しました。
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