母の日にもらったミニバラの育て方【枯れる原因と対策】

ミニバラ

母の日に子供からもらった鉢植えのミニバラ。

手入れが分からず花後そのままにしていたら葉が落ちて枯れてしまいました。

枯れる原因と対処法、長い期間花を咲かせる育て方について調べたことをまとめました。

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ミニバラの特徴

ミニバラの赤い花

特徴は、コンパクトで四季咲き性が強いこと。

※四季咲き性:1年の間に繰り返し開花する性質

花がらを摘んでから30~40日ほどで次の花が咲きだすので長い期間花を楽しむことができます。

場所をあまり取らないのでベランダでも育てやすいのも魅力です。

ミニバラとは、もともと中国原産の「ロサ・キネンシス・ミニマ」の性質をもつ小型のバラを指します。

品種改良が進み、花色や咲き方のバリエーションが豊富。

ミニマの性質を継いだかどうか分からない品種もミニバラとして出回っていることもあります。

現在は小型のバラを総称してミニバラとして売られていることが多いようです。

鉢植えミニバラの育て方

ピンクのミニバラ

樹形や花は小さくても、普通のバラと基本的に育て方は同じです。

置き場所

鉢植えは日当たりのよい場所に置きましょう。

病気を避けるためにも雨が当たらない場所が適しています。

ただし、真夏は日差しが強すぎるので直射日光が当たらない場所に移動させます。

コンクリートの床からの熱を防ぐために、直置きは避け、スタンドや棚に置きましょう。

※長期間、室内に置くと日光不足で花や葉が落ちてしまうことがあります。室内に飾るのは3~4日程度にしておきましょう。

水やり

土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。

葉や花に水をかけると傷むので根元に水をかけるようにします。

春・秋は1~2日に1回。夏は1日に1~2回。冬は2~3日に1回くらいが目安です。

肥料

鉢植えの場合、春と秋は、置き型の緩効性肥料、あるいは液体肥料を与えます。

夏と冬は不要です。

※地植えの場合は冬に寒肥を与えます。

病害虫

黒星病やハダニに弱い傾向があるといわれています。

鉢植えは風通しの良い場所で管理し、殺虫剤で予防・対策をしましょう。

花後の手入れ/花がら摘みと剪定

咲き終わった花をそのままにしておくと、次の新芽が育たず花を咲かせることができません。

花がらをこまめに摘み取ることで、また花を咲かせてくれます。

12月頃花全体が咲き終ったら、株元から3/2の高さで切り戻しを行います。

植え替え

植え替えには「鉢増し」と「用土替え」があります。

鉢増し:ひと回り大きな鉢に植え替えること
用土替え:同じ大きさの鉢に植え替えること

適期は休眠期の12?1月。1年に1回行います。

・根を傷つけないように注意する
・用土は新しいものを使う

ミニバラが枯れる原因と対処法

ミニバラのツボミ

枯れる原因として考えられるものには次のようなことがあります。

水切れ

株が小さいので水切れを起こすとすぐに枯れてしまうといわれています。

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えましょう。

根腐れ

水を与え過ぎて常に土が湿った状態では、根が呼吸できずに腐ってしまいます。

水の過不足で枯れることを防ぐには適切なタイミングで適切な量の水やりをすることが大切です。

病害虫

病気が発生して症状が進むと枯れてしまうことがあります。

害虫が発生すると養分や水分が吸われて葉が枯れたり光合成が阻害されて株が弱ります。

最悪、枯れてしまうこともあります。

さいごに

鉢植えのミニバラ

ミニバラが枯れる原因と対処法、育て方について書きました。

もらった開花鉢は、風通しと日当たりの良い場所に置きましょう。

水は土が乾いてからたっぷり与えます。

次の花も楽しもうと思ったら花がら摘みはこまめに。

剪定と植え替えも大切です。

以前、母の日に子供からプレゼントされた鉢植えのミニバラを枯らしてしまったことがありました。

普通サイズのバラよりミニバラのほうが値段が安くて手頃。

育てやすいというイメージでしたが調べてみると育て方はほぼ同じだと知りました。

育て方の難易度はバラとミニバラとの違いよりも品種の違いのほうが大きいのだとか。

病気に強い品種を選べば枯らす可能性は低くなります。

今度は耐病性のある品種の中から自分で選んで育ててみようかと考えています。

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