ポンポン菊の特徴と育て方【栽培記録】

ポンポン菊

菊といえば仏壇やお墓にお供えする花のイメージが強いかもしれません。

でも、ポンポン菊は丸くかわいい形の花なのでフラワーアレンジメントに利用されることが多いです。

特徴や育て方について調べたことをまとめました。

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ポンポン菊の特徴

ポンポン菊

菊は日本で品種改良されたもの(和菊)と海外で品種改良されたもの(洋菊)に分けることができます。

ポンポン菊は洋菊の一種。

花色は、白、黄、赤、オレンジ、緑など。

一般的に開花期は秋ですが12~1月に咲く寒咲き品種もあります。

【ポンポン菊に似ている名前】
ポンポンマム、ピンポンマム、ピンポン菊について

◆「マム(mum)」は「菊」の意味
学名である「Chrysanthemum(クリサンセマム)」を短く「mum(マム)」と呼ぶことがあります。

ポンポン菊 = ポンポンマム
ピンポン菊 = ピンポンマム

◆「ポンポン咲き」と「ピンポン咲き」
どちらも花の咲き方を表す言葉です。

ポンポン咲きは球形になる花形のこと。

ピンポン咲きはピンポン玉のように丸く咲くという意味のようです。

ポンポン咲きするスプレー菊をスプレーポンポンマムと呼んでいるサイトもありました。

ポンポン菊の育て方

ポンポン菊

ホームセンターや園芸店で販売される苗を購入して植え付けます。

適期は3~6月。

鉢植えでも地植えでも育てられます。

鉢植えは市販の菊用培養土を使うと便利です。

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

水やり

地植えでは特に必要ありません。

鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料

緩効性肥料を月に1回または、液肥を週に1回与えてください。

害虫

アブラムシやハダニがつきやすいので注意が必要です。見つけた時は殺虫剤で駆除しましょう。

ハダニは基本的に水が嫌いなので大量でなければ霧吹きで水をかけるといなくなります。

ポンポン菊の栽培記録【2016年】

※東北地方北部で栽培

晩秋に花を咲かせる品種です。

春に冬至芽を株分けして植え付け。

ポンポン菊つぼみ
※2016年10月15日撮影。ツボミが大きくなってきました。

ポンポン菊開花
※2016年10月29日撮影。咲き始めました。

ポンポン菊
※2016年11月29日撮影。

11月中旬に雪が積もったため切り花として楽しんでいます。

花の中心が白っぽくなってきました。

さいごに

ポンポン菊

10年以上前、私が庭の手入れを担当するようになったときには庭に植えられていた品種です。

名前が分からないままだったのですがホームセンターで売っているポンポン菊に似ています。

というわけで、ポンポン菊について調べたことを書いてみました。

実際に育ててみて感じたのは丈夫で育てやすいということ。

春にはアブラムシがつくこともありますが、夏咲きの品種と違い、花をナメクジに食べられることはありません。

寒くなって害虫が活発に動く時期でないということが理由なのでしょうか。

ピンクの小菊2020
下葉が枯れあがったり黄色くなることがありますが適切に肥料を与えることで解決。

これからも大事に育てていきたい品種です。

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